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老犬になると、食事中に前足が滑る、首を下げるのがつらそう、食べる途中で座り込む、むせやすいといった変化が出ることがあります。食欲そのものだけでなく、食べる姿勢が負担になっている場合もあります。
食器台は、食器を少し高くして、首や前足への負担を減らしやすくするための道具です。ただし、高ければよいわけではありません。この記事では、老犬に合う食器台の高さと、食事環境を整えるポイントをまとめます。
食器が低すぎると首や前足に負担がかかる
床に置いた食器を使っていると、犬は首を下げ、前足で体を支えながら食べます。若いころは問題なくても、足腰が弱ってくるとこの姿勢がつらくなることがあります。
食べている途中で前足が滑る、食器の前でふらつく、食べ終わる前に離れてしまう場合は、食器の高さや床の滑りを見直してみましょう。床の滑り対策は、老犬がフローリングで滑る原因と対策でもまとめています。
高さは胸元より少し低めを目安にする
食器台の高さは、犬が自然に首を少し下げて食べられるくらいが目安です。高すぎると食べにくく、低すぎると首を大きく下げる姿勢になります。体格や首の長さによって合う高さは変わるため、調整できるタイプは使いやすいです。
最初は短い時間だけ試し、食べやすそうか、むせないか、前足が安定しているかを見ます。食事中に咳き込む、吐き戻しが増える、飲み込みにくそうな様子がある場合は、食器台だけで判断せず動物病院へ相談しましょう。
滑りにくく倒れにくいものを選ぶ
老犬用の食器台では、高さだけでなく安定感も大切です。軽すぎる台や滑りやすい台は、食べているうちに動いてしまい、犬が怖がることがあります。底面に滑り止めがあるもの、食器が固定されやすいものを選ぶと安心です。
水を飲む場所にも同じことが言えます。水分補給を助ける工夫は、老犬の水分補給を助ける工夫でまとめています。
食べこぼしが増えたら掃除しやすさも見る
老犬は食べるスピードが変わったり、口からこぼしやすくなったりすることがあります。食器台のまわりにマットを敷く、拭き取りやすい素材を選ぶ、台の下を掃除しやすくするなど、飼い主側の負担も考えておくと続けやすくなります。
食べこぼしや水こぼしが多い場所は、床が濡れて滑りやすくなることもあります。水飲み場や食事場所の床も、こまめに確認しましょう。
食器台の高さを見直すときは、水飲み場や食事マットもあわせて整えると、食べこぼし・水こぼし対策まで考えやすくなります。老犬の水分補給を助ける工夫と老犬の食事マットの選び方も参考になります。
水飲み場にも使う器・台・自動給水器をまとめて比較したい場合は、老犬の水分補給グッズの選び分けも参考になります。
まとめ
老犬の食器台は、首を下げすぎず、前足が安定した姿勢で食べられる高さを選ぶことが大切です。高さ調整、安定感、滑りにくさ、掃除しやすさを見ながら、愛犬の体格に合わせて選びましょう。
食べにくさやむせが続く場合は、食器だけでなく体調面も関係していることがあります。気になる変化があるときは動物病院へ相談してください。
食器台や器を選ぶときは、食べやすい高さだけでなく、洗いやすさや倒れにくさも確認しておくと安心です。毎日の食事で使うものほど、扱いやすいものを選ぶと介護の負担も減らせます。
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